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治療用食材とは

治療用食材(メディカルフーズ)とは

体に合った食事

特別用途食品、特別保険用食品、病院向けの食品それらを含めた食品の総称で、医療機関や介護施設で使用されている栄養食品です。治療食や介護食と呼ばれる事もあります。

特別用途食品とは、病者用、高齢者用など、特別な用途に適する旨の表示を厚生労働大臣が許可した食品です。病者、高齢者等の健康の保持もしくは回復の用に供することが適当な旨を医学的、栄養学的表現で記載し、かつ用途を限定したものです。

米国においては、Medical Foods(以下、MF)といい、「医師の監視下において経腸的に摂取または投与されるように処方され、科学的に明らかにされた原則に基づき、栄養状態の改善の必要性があることが、医学的評価により立証された疾患や病状に対して、特別な栄養管理を行うための食品」と定義、確立されており、濃厚流動食品も含まれています。
病者の栄養管理に関する効果の標榜も可能で、販売方法についても特に規制はなく、スーパー等の食品量販店においても購入可能となっています。

以前は病院の調理室でミキサーや裏ごし器などを用いて調理、調合されていましたが、労働力や衛生面など多くの問題がありました。現在は、企業の優れた技術により、衛生的で自然の食品を用いた経口、経管用「濃厚流動食」缶詰になり、レトルトパックなどとして市販されています。